【AI活用】考えすぎに効くAIという処方箋
1.考えすぎて動けなくなる夜に
夜になると、嫌な思考が止まらない。
今日の言動、過去の失敗、まだ起きてもいない未来の不安…。
「なんであんなこと言ったんだろう」
「このままで大丈夫なんだろうか」
気づけば、何もしていないのに心だけが疲れている。
私は昔から、かなりの考えすぎ人間でした。
色々な不安に常に頭を悩ませていました。
そんなとき、ふとAIに話しかけてみたのです。
正直、答えなんて期待していなかった。
でも結果的に、
AIは“考えすぎ”に対する処方箋になったのです。
2.考えすぎの正体は「思考の独り相撲」
考えすぎているとき、
実は同じ考えを頭の中で何周もリピートしていることって結構あります。
- 自分を責める
- 最悪の未来を想像する
- 正解を探し続ける
でも、新しい視点は一切増えていないのが現実です。
つまり考えすぎることの一因として、
「情報過多」ではなく「視点不足」だと仮定できます。
この状態で人に相談できればいいけれど、
・迷惑をかけたくない
・うまく言葉にできない
そんな理由で、余計に抱え込んでしまう人も少なくないはずです。
実際に私がそうでした。
3.AIは“答え”ではなく“整理役”だった
ここでAIの出番です。
AIに悩みを投げても、
人生の正解を教えてくれるわけじゃないです。
代わりにやってくれるのは、
- 感情を言語化してくれる
- 思考を分解してくれる
- 自分では見えていなかった視点を出してくれる
たとえば私は、こんなふうに投げていました。
「この考えが頭から離れない。
自分は何を怖がっていると思う?」
するとAIは、
「失敗そのものより、“失敗した自分をどう評価されるか”を恐れている可能性があります」
と返してきたのです。
その瞬間、考えが一段階“外”に出た感覚がありました。
悩みが自分の中ではなく外に出たことで、
そこから違った視点で悩みに向き合えたのです。
4.考えすぎに効いたAIの使い方(具体例)
① 思考をそのまま吐き出す
文章がぐちゃぐちゃでもいいんです。
てか考えすぎている時は誰でもぐちゃぐちゃです。
「〇〇が不安で、でも△△も気になって、
たぶん自分は□□なんだと思う」
② 「整理して」と頼む
ここがポイントです。AIに一番してほしいところです。
「これを感情・事実・思い込みに分けて」
③ 最後に“選択肢”を聞く
答えではなく、幅をもらう感覚です。自分にはない視点が得られます。
「今の自分に取れる選択肢を3つ出して」
これだけで、
頭の中の渋滞がかなり緩和されます。
今まで思いついていなかった道が切り開かれた感覚です。
5.AIは万能薬ではない。でも効く人はいる
正直に言うと、
AIを使っても悩みが完全になくなるとは言いません。
不安がゼロになるわけでもない。
考えすぎな性格が消えるわけでもないのです。
でも、
- 眠れる夜が増えた
- 自分を責める時間が減った
- 「考えすぎて何もしない」が減った
これは確かに私に起きた変化です。
そして同じような効果得られる人も大勢いうと思います。
AIは万能薬じゃない。
でも効く人には効く最高の処方箋です。
6.考えすぎな人にこそ、AIをすすめたい理由
考えすぎる人は、真面目で、責任感が強いのだと思います。
だからこそ、一人で抱え込みやすい。
AIは、
- 否定しない
- 急かさない
- 何度同じことを聞いても嫌がらない
この3点だけでも、
考えすぎな人には十分な価値があります。
むしろ考えすぎる人にとっての最高のパートナーかも?
7.最後に
考えすぎを止めようとすると、
余計に考えてしまいます。
だから私は、
考えすぎたらAIに一度預けるようにしています。
答えをもらうためじゃない。
外に出し、整理して、視点を増やすために。
もし今、
頭の中がぐちゃぐちゃで眠れない夜があるなら、
試しにAIに、そのままの思考を投げてみてほしいです。
それはきっと、
考えすぎに効く、ひとつの処方箋になります。

